今年の野菜作りは今までと違います。
野菜が植えてある部分以外は草も一緒に、仲間になってもらっています。
更に、野菜を夏の暑さと乾燥から守るためマルチングとしていずれ利用するよう、畝の周りに緑肥の種を撒いてみました。
緑肥には色々な効果があるので、是非取り入れてみようと思いました。
今までの慣行栽培で野菜の出来はまあまあの結果が得られたので、そろそろ取り入れたかった自然栽培に少しでも近づけるよう
ちょっとづつ勉強してみました。
本をみたり、やってらっしゃる方々の話を伺ったり・・・でもやっぱり実際この目で見ないことには始まらないと
長野県のシャロム・ヒュッテに宿泊し見学させていもらいました。
島と環境は違うけど、気持ちは満々膨らんでわくわく気分になりました。
マイペースの野良仕事を目指している私には、シャロム・ヒュッテに行ったことで大きな収穫を得ることが出来ました。
これは、エンバク、イタリアンライグラス、アカクローバーの種をミックスして撒いてみました。
美しい緑でしょう?
野菜を自分の手で育てるって事は、どういうことなんだろう?
自分の家族、友達、遠くに住んでる孫、みんなの体を作る食べ物を愛情込めてこの手で作り出すこと。
大地から生み出される野菜は、自然界の色々な協力のもとにようやく私たちの食卓へ運ばれてくるのだ。
その仕組みをしってしまうと、この地面を、土を、私たちは壊してはいけないんだと深く思うのです。
当たり前に自然の助けによって育てられていた野菜が、いつの間にか人工的な生産になって久しい現在。
そんな生活の仕方に警笛を鳴らしている方々が僅かながらいても、忙しい現代の流れには見過ごされてしまっていた。
そういう私自身も徹底したことは出来ない。
少しでもこの土地にやさしい野菜作りをしたいもんだな~くらいなことしかできませんがね^^
生えてきた草は刈り取って、野菜を植えた中心から少し離れた周りに敷きます。
基本肥料は、堆肥と籾殻薫灰もしくは有機石灰をさくさくと漉き込んでから植えるか種まきです。
そして完熟牛糞を少し離れたところにこそっと入れておきます。
今までは、草を邪魔者扱いしてきましが、今は仲間です。助けてもらっています。
草がこんなに大切な存在とは・・・今までごめんなさい!です。
でも難しいです。実際。
草の種類によってはやはり取ってしまわなければならないものもあります。
手放しで歓迎するわけにもいかず、じっくり研究しながらやっていくつもりです。
ナスです。
ナスは乾燥がきらいです。
畝間には、落ち葉や枯れ草を水分の蒸発防止と土が固くならないように敷いてみました。
草と共にと考えても、場所によっては環境の違いや生える草の種類も違ってきますので難しいです。
支柱を本当は竹を使いたいもんだな~^^
でも家にあるものを利用しないともったいないからな。
この囲ってある風除けは、今までおばあちゃんたちが使用してきた化学肥料の袋だわね~^^
どんどん利用しちゃいます。
これは、オクラの苗を頂いたものと、農協から買ったものです。
この畝の両隣には、オクラの種を二種類、いや正確氏は三種類撒きました。
まだまだ草が生えてきません。
ここは一番乾燥しやすくて、真夏は砂漠のように地面がカラカラになる場所です。
生える草の種類も又違います。
こういう場所こそ、緑肥のマルチングが必要ですね。
これはつるむらさきの種を撒きました。
このビニールのマルチは、雨が降るとつるむらさきの葉っぱにドロはねがひどいので使用してみました。
こんな感じで、ごちゃ混ぜ野良仕事です。
明日は、お仕事日。
野良仕事はお預けです。