緑色の島

mintogreen.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

山の空気は美味い

八丈島に住んではいても、まだ知らない事、行った事もない場所がけっこうある。
いつでも行けると思っているから、なかなか行かないって事で、知らない事もそのうちにな、という事で実に困ったものだな~と思う。

だが最近、娘が帰省する度に山の中に入り自然児に戻って遊ぶ事になってしまっている。
しかも、案内人Yくんというマウンテン・マスター(娘が名付けた)がいて、私達を知られざる新しい道を開拓しながらのスリリングな山歩きを楽しませてくれる。

娘は、彼の事を師匠とも呼んでいる。
彼の頭の中には、八丈島の山の中の道がぎっしりと入っている。
そしていろいろな山の登り方を構想し自ら一人で実行し、チャンスがあれば案内してもらえる。

マウンテン・マスターはあらかじめ、メンバーの様子、スケジュールなどを調整しながらコースを決めてくれる。

この日、5月5日の子供の日。
八丈島の東に位置する、「しんべた山」という奇妙な名前の山に登る事にした。
e0089001_2331414.jpg

真ん中の二つ並んだ可愛い山、右側のやや低い方が目的地だ。
この二つ並んだ山、何に見えますか?

「しんべた」とは、島言葉で「おしり」という意味である。
その形から名付けられたという説と、新しいという意味が含まれてる山の名という説があるがどちらが正しいのかは分からない。

今回は、連日の仕事で疲れが出ていたのでパスするつもりでいて、友達にも連絡をしていなかった。(連絡すれば良かったのに、本当に残念。)
前日Y君にの話によると、「ほとんど車で山頂近くまで行って歩くのはわずか10分足らずだから。俺は、5分あれば着いちゃうとこだから、平気だよ。」と、騙されて急遽行く事になった。(笑)

車を降り、山の峰の部分を歩くものだから、両脇に木がなければ転がり落ちそうな恐い道を歩いた。
何処が道よ? これが道か?
パプアどころの騒ぎじゃないぞ。
今回は、小学生のゴンちゃん、わかべちゃん、ご両親も一緒だったので、Y君に言わせると「チョー、ラクチンコース」らしい。

この日私は、どうして連れて行きたい人がいた。
そのお方は・・・、
e0089001_23384747.jpg
 
先日ご紹介いたしましたパプアの木彫り女の彼氏、カスパです。
彼女を追って、日本に来たものの、彼女にはライルという新しい彼が出来、神奈川県に行ってしまったのでいつも元気がなく、南の方角を向いては泣いているのだ。
その傷を癒してもらう為にスナック「しただみ」のママをお誘いして、おにぎりを持ってみんなで出かける事にした。



「気持ちのいい風だ。」
e0089001_23493966.jpg

この日は無風状態であった。



「今日のお天気、最高ね。」
「うむ。」
e0089001_2353840.jpg




「ママ、こんな所に登っていたのか・」
「ええ、見晴らしがとってもいいの。カスパも登っていらっしゃいな。おほほ」
e0089001_2356489.jpg




ここで、記念撮影といきましょう。
e0089001_2359536.jpg

いい雰囲気になってきたぞ。


「む・・・。なんだ? この黒い物体は・・・。もしや、爆弾!・・・・。」
e0089001_03169.jpg

「カスパ、何を独り言言ってるの? ランチよ。召し上がれ。

「む・・・む・・むむ。」



「カ・・ス・・・パ。」
e0089001_083190.jpg

「おお!何と美しい。」  ドキ、ドキ、ドキ・・・・・・・・・・。



「カスパ、こっちよ!」
e0089001_011548.jpg

「う、ぬ・・・・。」


あ~、二人を連れてきて良かった。
こんないい天気に恵まれて最高の休日だったな。
by mintogreen | 2006-05-09 00:30 | 八丈島の風景