緑色の島

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明日 最終処分場の住民説明会



今日は予定を変更して、明日、あさって二日間に渡り一般廃棄物管理型最終処分場建設についての住民説明会が、末吉公民館(22日)、大賀郷公民館(23日)にて行われる事をお知らせします。

南海タイムス9月19日号に、八丈島の地質、火山噴火史研究して20年になる、津久井准教授(千葉大学大学院理学研究科)が、今月9日水海山に入り確認した模様を伝える記事が載っていた。

最終処分場計画地・水海山で、過去に何度も洪水があった事を示す土石流の堆積物が見つかった。
土石流の堆積物は、都道から計画地に向かって40メートルほど入った沿道沿いにあり、道路面からの高さは約2メートルに達する。

「水海山周辺は、もとは三原山東部の新しい火山の溶岩や火山灰が堆積してでき緩やかな平地で、そこに刻まれた谷底に処分場と取り付け道路が計画されている。普段は水の流れがなくとも台風や集中豪雨のときには、周囲に降った雨が斜面に沿って集まり、泥や砂とともに路面を流れる。」

また、計画地周辺は急斜面であるため、手が加えられると不安定になり崩れやすくなるという。

「人工的な被覆のない現状でも、大量の降水が一時にあると地下に水が浸透する速度が追い付かず洪水が起きてきた場所なので、地表を遮水シートやコンクリート・アスファルトで覆えば、洪水が日常的に起きるようになる。処分場に焼却灰等が入っていない段階ではよくても、いずれ満杯になった頃には、ごみ自体が流れ出る可能性も懸念される。」

「地下水は専門ではない」としながらも、漂流水と浅い地下水については「地形に沿って海側へ流れる」と述べ、・・・・・
地下の深いところへ浸透した水の流れについては、調査をしなければわからないという。

「水源への影響をいう以前の問題で、慎重な対応が求められる。」
「水海山での豪雨のときの時間あたりの雨量や連続雨量の実績の把握が必要。17年の長い期間にわたり使用し、その後も事故なく管理していくためには、きちんと水位量を評価して、充分余裕をもった仕様で対応する必要がある」



今までの流れから感じた事は、やはり、徹底した調査、第三者機関(専門家)を交えての計画の必要性を望みます。
by mintogreen | 2008-09-21 22:38 | おしゃべりコーナー