今年のお正月は子供たちが帰省することも無く、静かな新年の幕開けとなりました。
着物の事に詳しい友人が、私の着物の襦袢の襟を付けに来てくれ、一緒にお雑煮を食べたりおしゃべりをしたり
なんだかこんな静かなお正月もいいもんだな~って・・・
年末までの慌ただしさが嘘のような穏やかなひと時、着物と触れ合い針を持つ友人の姿に感動を覚え思わずシャッターを切りました。
常に着物と触れ合う手、その手から紡ぎ出される動きは、私など到底及びもしない人間の美しさを感じさせ
経験の豊かさは、その人にやさしさと強さを同居させ懐の大きさについ包まれてしまう。
この人に追いつけることが出来るのだろうか・・・
いや、追いつけることなんか出来ない。
こうやっていつもいつも頼りにしてしまう、人生の先輩。
あ~、私はしあわせだ・・・
いつも追いかけたい人が前に居る。
ささやかな幸せを感じる一年になりますように・・・