(私が好きな写真)
この写真は、ポートモレスビーからラエに到着し車から写したものである。
私の中で、パプアへの思いを呼び起こさせる一枚。
パプアに来たんだ!と実感する、緑溢れる森。
空港に到着した時とは違う、パプアの土地を感じる空、風、香り。
ここから始まるんだ・・・と、体全体がこの土地を受け止めようと覚悟を決めた最初に目に映った風景なのである。
ドライバーのサイモンとダニーのひとなつっこい笑顔が私たちを安心させ、一生懸命この土地の事を紹介しながらホテルへと案内してくれた。
そして、ラエ植物公園及び、レイン・フォーレスト・ハビタットという大自然の公園では貴重な動植物をたくさん見る事が出来た。
スタッフの方以外、ラエの土地の人達と直接の交流はなかったが、時々出会う人々と挨拶をかわしすれ違う車の窓からは手を振り合い、この土地の人達のおおらかさを、少しずつ感じるようになるとだんだん不安も消えていった。
あっという間に一日は過ぎ、この町ともお別れする事に。
98%の山と川であるパプアの国内移動は、飛行機やヘリコプターとうい空からの交通手段にたよっている。
他国からの国際線乗り継ぎを利用しながらの国内線利用は安いが、国内線だけの利用となると高い航空運賃を支払わなければならない。
さぁ、ここでラエとお別れ。
ラエの皆さん、ありがとうございました。
飛んだ。
ひさしぶりのプロペラ機。